米メタは17日、AI(人工知能)を搭載したメガネ型端末「スマートグラス」の新製品を発表した。レンズ部分に半透明のディスプレーが組み込まれ、メッセージのやりとりなどが可能。連携するリストバンドを装着すれば、手の動きでも操作できる。メガネ型端末は、グーグルをはじめ米IT大手が次世代端末の一つとして開発を進めているが、メタもAIとの組み合わせで挑もうとしている。
- スマホはなくなるのか iPhone17発売、AIが問う存在意義
新製品のスマートグラスにはメタのAIアシスタントが搭載され、装着しながら声で質問や操作ができる。これまでもメタはスマートグラスを発表していたが、新製品では右側のレンズに初めてディスプレーを組み込み、アプリでのメッセージのやりとりや地図、翻訳内容などを表示できるようにした。
さらに特徴的なのは片手に装着するリストバンドが筋肉の動きを読み取り、指でつまんだり、スワイプしたりするジェスチャーによっても操作できる点だ。実演では、ペンを持って文字を書くようなジェスチャーをすると、メッセージがレンズに表示され、送信することができていた。
AIを生かせる次の端末 スマートグラスに熱
価格は799ドル(約11万…